くまーるブログ

あやしうこそものぐるほしけれ。

仕事を得るための最初の一歩を踏み出すには

くまーるブログをお読みいただきまして、ありがとうございます。

昨日(2020-12-29)のブログで、「じゃあ、最初の1冊目はどうしたらいいの?」ということについて「次の機会に」と書きました。
今回は、そのことについて書こうと思います。

 

フリーランスで働く方がお仕事をもらうこと全般に関わることだと思うのですが、今回は「出版社から書籍を出す」「講演・セミナーの講師をする」ということに絞って述べたいと思います。

まず、図をご覧ください。「仕事依頼の構図」と名付けました。何の変哲もない、誰もが思う、ごく普通の図です。

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   ↑仕事依頼の構図

この図を使ってお話ししたいと思います。

①は、「書籍の著者になっていただけないか」「講演してくださらないか」という依頼が来るパターンです。

(1)ブログ、TwitterYouTube、インスタ等でフォロワーが多いなどの有名人

(2)新聞・雑誌・ネット記事等で取り上げられるような、特徴的な活動をしている人

(3)すでに何らかの著作・製作物を持っている人

などの方が該当すると思います。

②は、「誰かいい人いない?」と該当者を探すよう頼むパターンです。これは「最初は依頼を受けたけど、依頼した人が都合が悪く(なっ)て代打を頼む場合」も該当します。

③は、最初に頼まれた人が「自分一人だと大変だから、共同作業で作っていこう」と考えて仲間を募るパターンです。書籍の場合、「共著」または「執筆協力者」が存在するケースです。

「私が思うに」という条件付きではありますが、①~③のパターンについて説明いたします。

①ですが、このような形でオファーが来るのは極めてまれなことです。

「私は毎日ブログを書いていて、一定数の読者がいる」と思ってそれに自信を持っている方もいらっしゃると思いますが、担当者目線で考えると、ネットをずっと見続けているわけではないので、「私は毎日書いていて、一定数の読者がいる」ブログの存在に気づいていない可能性が多いです。
よほどの有名人でない限り、オファーが来ることはないだろうと思います。

※先日「日本語教育系のYouTuberはいるのか」というTweetをしましたが、その際のリプライを見る限りではそれほどの有名人はいないように感じました。(失礼な言い方でごめんなさい)

※ごめんなさいついでに言うと、SNSでのプロフィールは大事だなと思います。興味・関心を持たれるようなものがいいです。まず敬遠されるのが情報を詰め込みすぎのもの。我々は、2~3個、多くても5~6個ぐらいの情報しか処理できません。多数の名詞の羅列をするより、親しみのある文で書いた方が相手に伝わります。

②と③でしたら、可能性は高いと思います。
特に③は「共著」とか「共同発表者」という形になれば、可能性は格段に高くなると思います。
②や③の成果がもとで、①の可能性だって出てくると思います。その意味でも、②と③を重視するほうがいいと私は思います。

その際に注目すべきなのが、図の中にあるの縞模様の線です。
これを作っておくことが大事だな、と思うのです。

フリーランスが仕事をもらえるのは、結局は「人と人とのつながりから」と思うのです。
「この縞模様の線を何本か持っておくと、いつかお声がかかる」というのが私の考えです。

では、この縞模様の線はどうやって作ればいいのでしょうか?

その答えは、「付き合いのある人を増やすこと」だと思います。

いちばんいいのは、リアルでのお付き合い(オフラインでのお付き合い)ですが、
今はSNSの時代ですので、SNSを活用してもいいと思います。いろいろ話をしていくうちにお互いのことがわかり、「この方と一緒に仕事をしてみようかな」「この方に仕事をお願いしたいな」って思うようになると思います。

ご自身がそう思われる対象になればいいと思うのです。

そして、「付き合いのある人を増やすこと」というのは新しい知り合いを増やすことにもつながります。
「ここ最近、特に仕事環境に変化がないな」と思われている方、SNSで気になる方がいたら、声をかけてみてはいかがでしょうか。

その声かけが、新しい仕事が始まる第一歩かもしれません。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。