くまーるブログ

あやしうこそものぐるほしけれ。

2023=7×17×17

明けましておめでとうございます。

年が明け、2023年になりました。

全くの好き嫌いで申し訳ないのですが、私、どうも「2023」という数字が落ち着きません。うん、なんか嫌(笑)
なんかこう、数字的に割り切れない感じがするからでしょうか。

 

ちまたでは、「西暦の年数が素数かどうか」ということが話題になることがあります。
素数年」という言葉もあるぐらいです。

ちょっと調べてみたのですが、今年は素数年じゃないのですね。

2023は素数じゃないことからすると、素因数分解ができるわけですが・・・。

 

2023=7×17×17

 

なんと、7と17で構成されるのですね。
これは数字的にキレイと言えばキレイ。

 

2019=3×673

 

に比べると、キレイ(笑)

 

<参考>20~21世紀の、素数年の一覧

出典:

20-21世紀の素数年 - INTEGERS

 

数のことはこれぐらいにして、突然ですが、寒いです。
今朝エアコンをつけてから、ずっとつけっぱなしです。

初詣などお出かけのために外に出なくてはですが、なにせ寒い😢

しっかし、どうしてこんな寒い時期に「1月1日」を置いたのでしょう?

 

国立天文台によると、

 

どの季節を年初=1年の始まりにしても問題ありません。

1月1日そのものには天文学的な意味はまったくありません。

 

と書かれています。

じゃあ、なんでこの日にしたのか。

春の暖かい日にすれば、初詣とか行きやすいのにな。
現に、タイとかミャンマーでは4月が正月だし。

 

天文学的な意味を持たせるなら、春分の日はどうでしょう?
イースターがあるぐらいだし。

でも、上記の国立天文台のサイトでも、イースターが関係ありそうですね。
イースターのために春分の日を3月21日に固定すると、1月が31日、2月が28日あることから、
さかのぼると冬に1月1日が来ることになります。

でも、イースターを「3月21日」にした理由がわからない・・・💦

 

あと、私が大学時代に一般教養の授業で担当の先生から聞いた話では、冬至及びクリスマスが関係あるみたいです。

 

 冬至は一年で一番短い日で、死に一番近いものと当時のヨーロッパでは考えられていた。

 冬至は大体12月22日。

 昔のヨーロッパでは冬至から3日後に生命力が蓄えられはじめ、活動が始まると考えられていた。

 どうやらその日を「生誕の日=クリスマス」としたらしい。

 そして、なにか物事を一通り行うには7日かかるとのことから、7日でひと段落とし、一週間後の日を1月1日とした。

 

という感じです。(だいぶうろ覚えなので、信憑性は低いと思います)

ところで、今年は日本に太陽暦が導入されて150年。

ちょうど150年前の1873年の今日、太陽暦が導入されました。

それまで、明治政府は旧暦で役人たちに月給を払っていましたが、当時はお金が全くなかった明治政府。
そこであることに気づき、一計を案じます。

1872年の旧暦12月の3日目に、太陽暦だと年が明ける。
ようし、太陽暦に変えてしまおう。そしたら12月分の給料は2日しかないから払わなくて済む。

というように考えたみたいです。

決定をしたのが1872年の旧暦11月9日でした。
1873年に太陽暦に切り替える、わずか23日前のことでした。

これで混乱は起きたのでしょうか?
現代でもこんな性急な変更では混乱が起きるので、当時も大変だったと思います。

 

ちなみに、あまりにも性急だったので、4年ごとのうるう年の細かい規定をするのを忘れてしまいました。
そこで後に「400で割り切れない年(例:1900年)は平年とする」というような付則を出しています。

 

とにもかくにも、そんな明治政府のセコい考えによって、150年前に太陽暦が始まったのです。

そうそう、4月はじまりの「年度」も、明治政府のセコい考えによって生まれたと言われる、謎のシステムです。

ここの「4月始まりの年度になった理由② - 財政赤字を解消するため説」が該当します。

 

新年ということで、数字と暦のお話でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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